2006/10/23

志楽の湯

縄文天然温泉 志楽の湯』(川崎市幸区、矢向駅徒歩)にいってきました。
国道一号線からちょっと入ったところにある温浴施設です。

ここの施設の特色としては、総合監修に「黒川温泉」を無名の温泉地から日本有数の温泉街へ再生させた観光カリスマ・後藤哲也氏を迎えているてんでしょう。

まず、矢向駅の徒歩圏で周辺にはマンションの建設工事が数多くやられている地域、国道一号線至近とは思えない落ち着いた雰囲気に驚きました。
今流行のスーパー銭湯とは全く趣の異なる建物、駐車場・・・・。
建物は木造平屋建、古民家を思わせる雰囲気。駐車場は未舗装の砂利敷・・・駐車場周りは漫然と雑木が植えられてる。
外観的には、田舎の隠れ家的な温泉宿、そんな感じです。

お風呂のほうは、大きなお風呂の内湯と味噌樽風呂、水風呂にサウナ、それと露天風呂です。
スーパー銭湯によくあるジャクジーとかそういう類のものはなく、サウナにテレビもありません。
内湯は非常に大きく、古材と思われる石材で作られ、なかなかの雰囲気。
露天風呂は岩造りで、こちらもそこそこ大きい。木々に囲まれ、また木々の足元には笹が植えられており、風呂の奥に非常に小さいながらもせせらぎを作り、水が下り行くせせらぎの音をかなでさせ森の中に見つけた露天風呂って言う雰囲気を作り上げてます。
お湯は天然温泉ではありますが、よくある硫黄泉とかではなく、ナトリウム塩化物強塩温泉。要は太古の昔の海水だったものが温泉となったようです。なんでしょっぱい感じがするお湯です。

施設全体として、建物の雰囲気・露天風呂の作りこみに関しては特に、さすが後藤哲也監修という感じですね。
雑木をうまく配置し、建物等の色使いもモノクロ、黒川の雰囲気というか、古くからの日本の原風景というものを感じさせるものがあります。

あと、ここの施設が非常に落ち着きのある雰囲気を出している理由として、小学生未満の利用は出来ないためファミリーが全くいないこと、普通の温浴施設に比べて料金がやや高い(土日1,150円)ためお客の数自体が多くないことがあげられると思われます。

今までにない非常に落ち着きのある温浴施設。よかったらいかがですか?

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いいなぁ