日本選手権最終日

東京辰巳国際水泳場に水泳のコーチをしている友人と行ってきました。 そうです、日本選手権最終日です。
この日は、アテネを沸かせた多くの選手がでること、日曜日であること等で、前売りチケットは完売。当日の立ち見チケットが販売されるなど、今までにない観客数だったのではないでしょうか。

今日はなんといっても、北島康介。
この大会で200m平泳ぎ・50m平泳ぎともに頂点に立つことができず、最終日の100平泳ぎで優勝できなければ、何年ぶりかで無冠となってしまうというあとがない状況でした。
予選トップで決勝進出。決勝では、タイムは振るわなかったものの、勝負に勝った強い北島を見ることが出来ましたね。
本人に行ってましたが、ホントは国内のこの試合で勝ってホッとしているというレベルの選手ではないと思います。ただ、勝つことの難しさとそれ以上の勝ち続けることの難しさを知っている今後の北島に期待してます。

つぎは、山本貴司ですかね。
アテネ五輪の年にいったんは引退したものの、現役復帰したバタフライの選手ですね。 ユニークな正確なようで結構インタビューとか面白いこという選手です。
ブランク明けで相当きついことが多かったと思うんですが、100バタフライで日本選手権優勝♪ インタビューでは、「今年２８歳、まだ伸び盛り。」って・・・
自分と同い年って事が発覚。そんなことで今後気になった選手です。

あともう一人、ご紹介を。200m個人メドレーの高桑健。
泳ぎは日本選手権優勝ですからすばらしいのですが、それ以上にキャラがいい。 やっぱ鹿屋体育大学。どっか田舎くさくて、おっとりしていて、垢抜けてない・・・。 いろんな意味でおしゃれな選手が多い中、いいキャラしてます。
優勝インタビューで「序盤は・・・」と質問されて、「序盤ってなんですか？」って・・・相当の大物になるような気がします。

今日は、山田沙知子vs柴田亜衣、松田丈志・伊藤華英の日本新、森田智巳の背泳ぎ3種目独占等々熱いレースが多かったです。
やっぱテレビでは伝わらないもの、それが水泳の試合でもあるように気がします。

100m平泳ぎスタートの瞬間