2006/12/13

インテルナシオナル対アルアハリ

FIFAクラブワールドカップもいよいよ準決勝!
今日の準決勝は、1回戦でオークランドに前半苦しみながら最後はしっかり勝ちきってきたアルアハリ(エジプト)が、南米王者リベルタ・ドーレス杯優勝のインテルナシオナル(ブラジル)の対戦。
国立競技場で見てきました。


インテルナシオナルが圧勝するかと思っていたのですが、決してそんなことなかったですね。
アルアハリはハーフまで引いてディフェンス、ボールを奪ったらすばやいパス回しでナシオナルゴールに迫る、ナシオナルもフェルナンドンを中心に敵陣に攻め込むも決定的な場面はなかなか作れず・・・
そんな状況の中、先取点はインテルナシオナル。アルアハリの一瞬の隙をインテルナシオナルが見逃さなかった。ゴールエリアすぐ外でのアルアハリのファール覚悟のタックルからこぼれたボールをアレシャンドレ(17歳)がシュートし、ゴールネットに突き刺さる。アルアハリはおそらくファールで試合が切れると思ってしまったのか、あの瞬間は足が止まってしまいましたね。
その後もアルアハリペースになるも、なかなかゴールは奪えず前半終了。

後半の序盤は前半の勢いそのままにアルアハリペース。後半10分にフラビオがスローインからの低いクロスをディフェンスを振り切ってフリーなってヘディングで押し込む。同点に追いつく。
インテルナシオナルは選手交代等で流れを引き戻し、CKからのボールを途中出場のアドリアーノがニアからファーへすらすようなヘディングでゴールに押し込み、リードを奪う。
それからは一進一退の攻防が続いたものの双方ともゴールを奪えず、2-1で終了。
インテルナシオナルの決勝進出となったわけです。

インテルナシオナルの選手は、ほんとにうまい。個人技がすごい。
ボールを蹴る、止めるがホント正確。どんなに長いパスでも足元とかにピンポイントでパスが出るし、トラップも自分のコントロールできるところにしっかり止められる。
しかも、たまに遊び心のあるプレー(肩でリフティングしながら敵陣に入り込む・・・とか)も時折見せてもらったしね。

今回の席は、ブラジルから来た方々のすぐ後ろだったので、普段聞くことのないポルトガル語(?)を聞きながらのサッカー観戦でした。ラテン系の人ってホント陽気ですね。試合途中にアルアハリのGKが負傷し治療してゲームが中断したときにはウェーブを起こそうとしたり、まわりの人を応援に巻き込もうとしたり・・・というか自分も巻き込まれてたし(でも、歌詞はわかりませんでした)。
ちょっとした異文化交流でした。

明日はいよいよバルセロナの登場ですよ♪

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