
雨が降り続いてかなり寒かったですが、試合中はその寒さを忘れさせてくれるスーパープレーの連続でした。
今日の試合は、元アルゼンチン代表クラウディオロペスや元メキシコ代表ブランコを擁し、1回戦で全北現代を破って勝ち上がってきた北中米カリブ海代表の「クラブアメリカ」が、優勝候補の呼び声の高い欧州代表「FCバルセロナ」に挑む戦いで、Wカップの決勝の地である横浜国際競技場で行われました。
来日間もないバルセロナのコンディションが不安視されていたものの、試合が始まると終始バルセロナペース。ダイレクトパスが思うようにつながり、クラブアメリカはなすすべなし。クラブアメリカはバルセロナに押し込まれ続け、たまにボールを奪ってもカウンターしかできず、それでもチャンスの糸口はつかめず。前半に1本惜しいFKがあったのみ。本日のバルサの GKビクトル・バルデス君は仕事なしでした。
バルセロナの攻撃は、全員が連動して動き、パス回しが早くて正確。狭い局面の中でもボールを奪われることなくパスをまわし相手を崩す。見ていてホント楽しかったです。
1点目が前半10分、イエネスタ⇒デコからロナウジーニョへ、ダイレクトヒールパスでイエネスタにあわせ、イエネスタがゴール左で待つグジョンセンにパス。GKを巻くようなシュートをダイレクトで放ちゴール。
2点目はデコのピンポイントCKをマルケスが頭で合わせゴール。
3点目は後半30分、ジュリーのミドルをGKがはじき、そのボールがロナウジーニョの足元に。正確なトラップで相手を交わして、狙いすましたシュートがゴール右上に突き刺さる。目の前でロナウジーニョのダンスを見てしまいました。
4点目は早いパス回しで攻め込み、ロナウジーニョがポストになりDF3人を背負いながらボールを落とす、落としたボールに走りこんだデコのミドルシュートがゴールに突き刺さる。
といった4点です。
こうやって見ると、ロナウジーニョが4点中3点に絡んでいるわけですが、実はロナウジーニョはこれ以外にもすごいことやってました。
ボールのキープ力がすごすぎる。4人に囲まれてもなかなか奪われない。
パスが正確。DFの間を縫うようにパスを通す。視野もすごいんでしょうね。
トラップも正確。次にしたいことにあわせて自由自在にボールを操ってましたね。
シュートも正確。ゴールしたのもそうですが、打ってるシュートはあらかた枠にいってるんじゃないですかね。
ゴールにならなかったものの圧巻は終了直前。DF4人くらいに囲まれるもボールを保持したまま一人で交わし、GKの位置がわかっていたのかループシュート。惜しくもバーに当たったものの、惚れ惚れするプレーでした。
ロナウジーニョもすごかったんですが、ほかのメンバーも錚々たるメンバーで、バルセロナのあれだけ展開の速いパスサッカー、見ていてホント楽しかった。
今回のメンバーだと怪我でメッシ・エトー等主力級も欠いているわけ勢ぞろいしたら・・・総統すごいと思いますよ。
日曜日にいよいよ決勝戦。『インテルナシオナルvsFCバルセロナ』
バルサのほうが優位とみますが・・・どっちが勝つにしてもものすごい試合になると思います。
見逃さないほうがいいですよ。
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